よろず屋みねうちブログ

とにかくとらふぐ大好き、主にゲームやレビュー記事の雑記ブログです。

ハンガーノックとは?その対処法とは?気を付ける事。

こんにちは、とらふぐ推進委員会のよろず屋みねうちです(*'ω'*)ノ

 

最近暑くなってきましたね、そこでこの時期に特に気を付けてほしいのが熱中症!

 

ではなく、「ハンガーノック」です。この症状を気を付けていれば仕事や

 

 スポーツなどの際に適切に処置できるようになります。

 

 

 

ハンガーノックとは?

ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツをしていた方なら知っているとは思います。

 

スポーツをあまりしたことがない方なら馴染みはないかもしれませんので簡単に説明すると

 

ハンガー(空腹)ノック(ノックダウン)

 

つまり栄養不足で倒れてしまうという事なんです。

 

ハンガーノックは運動中に起こる症状で、限界を超えたエネルギーの使用で発症すると言われています。

ハンガーノックは誰にでも起こる可能性のある「病気」

え!?病気なの?!って思うかもしれませんが、熱中症や熱射病なども病気です。

 

ハンガーノックはスポーツ初心者の方や、子供、老人の方などが、楽しさのあまり我を忘れて夢中になっている時

 

玄人の方が入賞するために無理をする時などに、特に起こりえる症状となっています。

 

朝ごはんをおろそかにして、仕事中に狂ったように動いたりすると陥ります。

 

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具合が悪い図

朝ごはんを食べる習慣がない方、食べたいけど朝は時間がない、食べたいけど朝起きてすぐは食欲がないからあんまり食べれない。

 

などの方は是非ご覧頂き、原因、対策について解決していきましょう。

 

  1. ハンガーノックの原因は低血糖

人間の体を動かすためには、筋グリコーゲンが必要不可欠です。

 

簡単に言うと糖分の事ですね。脳みそってのは糖分以外は栄養素として吸収しません。

 

しっかりと仕事やスポーツをするためには、脳に糖分を届け、筋肉に筋グリコーゲンを蓄えないといけません。

 

運動や仕事などでエネルギー貯蓄量(筋グリコーゲン)を上回る動きをした時に、一時的に体が動かなくなり、パフォーマンスの低下につながります。

 

 ようは体を動かすためのエネルギーが空っぽになった状態の事ですね。

 

こういう状態になる事をハンガーノックと言います。

 

低血糖=ハンガーノックという認識でもOKです。

食事を取らずにスポーツや仕事に行く方は要注意

先ほども言った通りハンガーノックとは低血糖によって起こる症状ですので

 

上記でも述べたように仕事やスポーツに行く前に、ろくにご飯を食べない、食べても少量、

 

の方はしっかりと対策をおこなうようにしてください。

 

夏場にハンガーノックが起こると場所によっては熱中症と合併症で死ぬ可能性も十分ありますので決して軽く見ないでください。

 

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無理は絶対しない事
  1. ハンガーノックの症状について

ハンガーノックは脳が正常に働かなくなる状態になると発症します。

 

症状の初期状態は、動きが鈍くなって思うように足が動かなくなる、さらに進行すると完全に動けなくなります。

 

筋肉や骨などを動かす物理的な要素は正常だとしても、その機能を動かす脳が完全にダウンしてしまってますので結果、体は思うように動かなくなります。

 

尚、症状が酷い場合は、めまいを起こし、最悪気絶してしまう事もある大変危険な病気です。

 

もちろん誰にでも起こりえますので自分は絶対ならない!などと過大評価は絶対やめましょう。

 

低血糖の症状

女性の方ならダイエットなどで、過酷な減量のため、食事を極限まで抜いた。

 

なんて経験がある方は分かる方も多いと思いますが、軽度なら、全身のだるさ、集中力の低下、などがあります。

 

そこからさらに症状が悪化すると震えや発汗、失神などの状態になる可能性もあります。

 

ファスティングと呼ばれる断食の一種でもしっかりと栄養素は取り入れながら食事を抜いていますので

 

ダイエットをする時はしっかりと知識を付けてから目的にあったダイエットを長期的に見てやっていきましょう。

 

  1. ハンガーノックの症状は運動時は気づきにくい

 そもそもなぜハンガーノックと呼ばれる症状を知っている方でもなるのかというと、

 

体力仕事や、長距離競技(自転車やマラソンなど)では高い集中力で長時間動いていると

 

アドレナリンが大量に分泌されます。

 

アドレナリンが出ると体調の変化や痛みなどの症状が自覚しづらい状態になり、

 

初期症状である、集中力の低下や全身の倦怠感を「ただの疲れ」などと思い込んで

 

しまうことが症状を悪化させる原因の一つとなっています。

 

仕事やスポーツ時に、そういった症状に陥った時に気合で乗り切るなんてことのないように

 

しっかりと対策をしていきましょう。

 

ではどんな対策をするかというのを次で紹介していきます。

 

 

  1. ハンガーノック対策におすすめの食品を紹介

 ハンガーノックになって糖分を取ってもすぐには吸収しません。

 

ですので出来る限り、即吸収性の糖分の摂取を仕事最中に、仕事前にゆっくり吸収する糖分の摂取

 

など事前に対策できるようにしなければなりません。

 

僕の場合は仕事が肉体労働ですので普通の方より、いつでも食べれる状態にして糖分の摂取を心がけています。

 

、例を上げると僕は、朝の食欲が全然ないタイプで食べれないですので、

 

砂糖ときな粉をかけた切り餅2個で炭水化物と糖分を摂取。(朝切り餅を食べると昼まで調子がいい)

 

 

ゴールドスタンダードのプロテイン(水200ml)(寝てる間にたんぱく質が失われるので朝イチプロテインは美容や健康にもオススメ)

 

 

のみです。

 (補足:ゴールドスタンダードでオススメの味はダブルリッチチョコレートは誰が飲んでも美味しいと思える出来、個人的に今好きで飲んでるのはエクストリームミルクチョコ)

 

 

しかしこれでは糖分もカロリーも全然足りませんので

 

ゴールドスタンダード、C4、アサルトなどのプレワークアウトに(カフェインなどががっつり入っているので肉体労働の方は特にオススメ)

 

グルタミン(風邪などの病気にかかりにくくなる)

 

マルトデキストリン(即吸収の糖分)

 

をたっぷり入れて飲みながら仕事しています。

 

それでもハードに仕事をこなしていると足りない時が多々ありますので、こちらの一口ようかんなどを携帯していつでも食べれる状態にしています。

 

肉体労働などですぐ疲れてヘロヘロになる方はそもそも糖分が足りていません。

 

ようかんなどは職場によっては食べれないなどの可能性があるかもしれませんが

 

マルトデキストリンなどの糖分などはスポーツ飲料などの飲み物に混ぜ込めますので

 

どなたでも簡単に対策できるようになっているので大変オススメです。

 

後は身近なもので言うと、チョコレートやおにぎり、サンドイッチなどの携帯できる食品などもオススメです。

  1. ハンガーノックになったらどうすれば?

気を付けていてもハンガーノックは起こるもの、そんな時の対処法は

 

安静にして即吸収の糖を補給(マルトデキストリンがオススメ)して低血糖状態から抜け出すのをゆっくり待つしかありません。

 

糖分を摂取すればすぐ治ったという方もいるみたいですが、基本的には

 

もしなってしまったらすぐには治らないと言われています。

 

低血糖は時間がかかる

上の方でも述べたようにグリコーゲンが底を付いた「からっぽ」の状態になっていますので

 

糖分を吸収したからと言ってもすぐにすべての機能が回復わけではありません。

 

体が動かなくなるまでの栄養を失っていますので脳にも負担がかかっています。

 

ですのでしっかりと休息をとって体の状態が戻るまで待ちましょう。

 

仕事だからと言って無理をすると後々困るのは自分ですので注意しましょう。

 

会社は助けてくれません、自分の身は自分で守りましょう。

  1. 太っている人もハンガーノックになるの?

 

今までの記事を見たら、じゃあグリコーゲンもりもりであろう太っている人は

 

脂肪を分解してエネルギーにするからならないんじゃないの?って思った方はいるかもしれません。

 

残念ながら脂肪をエネルギーとして分解するにも時間がかかりますので、ゆっくり歩くウォーキングみたいな運動ならまだしも

 

普通の仕事や自転車などの運動量にはとても追いつけませんので太っている方でも十分起こりえます。

 

ですので体型で安心するのはやめましょう。

 

  1. ハンガーノックと疲労の違いとは

 

最後にハンガーノックと症状が似ている、疲労や熱中症などの病気との違いについて解説していきたいと思います。

 

まず疲労との違いは、運動などで筋組織が破壊され、その場で回復が追い付かず座り込んでしまうといった負荷、乳酸の蓄積などによって起こる状態です。

 

これは見分けが難しいので自分の体の調子を常に意識して、今自分がどういう状態なのかを見極めましょう。

 

熱中症との違い

熱中症は運動や直射日光、温度などの要因によって発熱した体温が冷めない事で生じる症状です。

 

症状は立ち眩み、倦怠感、吐き気、発熱、といったハンガーノックと症状が似ている事があげられます。

 

しかし、症状が一緒でも原因は全然違います。

 

ハンガーノックは低血糖で糖分が足りずに起きる症状ですが

 

熱中症は、塩分、ミネラル、水分不足から起こる症状です。

 

 

ですので自分の体に起こっている状態をより把握しやすくするために

 

サプリメントや食事で、今自分に何が足りてないから起こった症状なのかという事を常に意識するようにしましょう。

 

熱中症だと思われてただ休んでるだけでは脂肪の分解を待ってハンガーノックの対処に当たらなければいけませんので要注意です。

 

補足としましては、熱中症対策などで経口補水液をアクエリアスやポカリがわりに

 

ガブガブ飲む方がいると思いますが、あれはとても危険ですのでやめましょう。

 

体の水分、ミネラル、塩分のバランスが崩れて熱中症になりやすくなってしまいますので

 

水分補給は、薄めたスポーツ飲料水を飲む、徐々に熱中症の気配がしてきたら少しづつ経口補水液を飲んでいくなど調整しましょう。

 

もちろん個人差や現場環境、状態などはその時々で違いますので

 

正しい知識を身につけて安心安全に夏を過ごしていけるようにしましょう。

  1. まとめ

 

  • ハンガーノックの初期症状であれば、食べるとすぐ回復するケースがあるようですが、ただ単に疲れの可能性もあります。
  • どちらの状態になったとしても食事でカロリーを摂取して糖分や炭水化物を取るということが重要ですので常日頃から心がけるようにしましょう。
  • そうすることによって熱中症といった似たような症状の対策にもなります。

 

 

  • 夏場に向けてダイエットをするために食事を抜いて外に出歩く、夏場に水着になるから食事はしない、などは熱中症と区別もつかず自殺行為に等しいので絶対にやめましょう。
  • もしも誰もいないところで重度のハンガーノックに陥った場合一大事になる可能性があります。
  • もちろん誰かと一緒ですとかなりの迷惑や心配をかけさせてしまうのでやめましょう。

 

 

日頃の健康や安全を考えて、是非この機会に食生活の見直しをおこなってくれるように

 

なってくれれば幸いです。

 

 

それでは皆様が安心安全でありますように。

 

ではまた!